電磁波 その1<調べてみます>

  • 電磁波について調べてみます

化学物質過敏症(CS)になってから良く耳にするようになった電磁波過敏症。幸いにして私は電磁波過敏症(ES)を発症していませんが、CSだけでも大変なのにESまで発症して、さぞかし大変でしょうね。

ESの方とお話したり、その分野の専門家?の方のお話を聞いたりして自分なりに何か変だぞと思う事も有り電磁波について調べてみました。本やネットに載っている電磁界の健康影響に対する情報は、そのほとんどが発がん性に主体を置いていて”電磁波怖い”を謳っている情報が非常に多く、間違った測定器の使い方をして怖さを煽る記事も多数見受けられます。

私も電磁波(電磁界)の専門家という訳では有りませんが、昔写真や天文学が好きで、画像処理(光も電磁波です)の仕事をしたり、以前アマチュア無線の免許を取ったりしたので、電磁界がどういうものなのかという知識は一般の方よりは有ると思います。だからきっと何か変だぞ?という疑問が出てきて自分で調べようと思ったのかも知れません。

  • このレポートの目的

正しく電磁界を理解して、生活のクオリティーを上げていきましょうという事だけです。電磁界の特性を理解し、どういう特性を持っていてどう避ければ良いかという事を分かりやすく説明する事を目的とします。一緒に勉強していきましょう!

  • 測定器

測定器はトリフィールドメーターTF2(アメリカ製)を購入しました。アマゾンで30,000円程度(2018年8月で22,980円)でした。予算的にはギリギリでしたが、計測機器では信頼出来そうなメーカーからの新製品で、計測範囲も測定したい周波数をほとんど網羅しているのが選択の理由です。

トリフィールドという名前の通り、①交流波磁界強度40Hz-100kHz 0.1-100.0mG、②交流電界強度40Hz-100kHz 1-1000V/m 、③ラジオ/マイクロ波電力密度20MHz-6GHz 0.001-19.999mW/m2の3種類(トリ)の電磁界強度の測定ができます。日常生活で接する電磁界の多くはこの測定範囲にありますが、測定範囲から外れた電磁界は測定できません。単位等については次回ご説明します。

因みに同じトリフィールドメーターの旧タイプはアナログ式で、加重モードという測定値に周波数に比例した重み付けが加えられていて、これでは良くわからないので買うのをためらっていました。

その2へ続く

 

 

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