化学物質過敏症と診断されてからどんな事をしてきましたか?

化学物質過敏症と診断されてから皆さん色々工夫されてきたと思います。食事はオーガニック、ストレスを無くして、適度な運動、デトックス、睡眠は十分に、ミネラルを摂って、合成洗剤と柔軟剤を止めて、高価なサプリメントを買って、ネットで調べて、本を読んで、転地療法をして(私もここまでやりました)、引っ越しをして、電磁波を避けて…
確かに知識は必要です。反応する化学物質や自分が不快に思う物を避ける事も必要でしょう。でも、他の人からの情報でがんじがらめになって辛くなっていませんか?心因性だとか身体性だとか人の身体を分けて考える事にも意味があるのでしょうか?

病気に立ち向かおう、病気をやっつけようとしないで、その辛い症状はあなたの心と身体が何か訴えかけているとは考えられませんか?
もっとご自分の心と身体に意識を向けて労ってあげませんか?

施術について

私の施術は一種のトレーニングと考えて下さい。

化学物質過敏症はただ寝ていて施術を受けるだけで良くなっていく症状ではありません。ご自身の心と身体がどういう状態なのか、何も考えていない、力の入ってないニュートラルな状態がどういう感覚なのか知る事が大切です。そして最終的にはその状態にご自身で持っていかれるようになれば症状は気にならなくなっていきます。

初めての施術の後に“気持ちが良かった”で終わりになってしまう方がいらっしゃいます。でもそれで終わりにしないで下さい。施術前と後の心と身体がどういう状態だったのか感じて下さい。そしてもっと深い段階が有る事を想像してみて下さい。

強制ではありませんが、最低でも5回の施術を受けられる事を推奨します。トレーニングと言っても一生懸命やらないトレーニングです。

以前は下記施術方法をメニューとして分けていましたが、今はカウンセリングの後に組み合わせて施術をしています。(カウンセリングはもとても重要な手段と考えています。時には1時間近く話していかれる方もいらっしゃいます。)

teateセラピー

アメリカ三大整体の一つオステオパシー。その伝説の治療家ロバート・C・フルフォード博士の提唱したフルフォード式オステオパシーの理念と哲学をベースにして日本で作られた世界一やさしいボディワークが ”teateセラピー”です。

私がteateセラピーを初めて受けた時に身体の奥深くにあった何か重たいものが抜けて、それまでの不調が消えていった事に感動したのを今でも覚えています。そして、やっと自分に合った手技を見つけたと思いteate を習得して来ました。
アメリカ三大整体のひとつ”オステオパシー”をベースにしてつくられた世界一やさしいタッチセラピー、心と身体両方に働き掛けるボディワークです。

teateセラピーは手で軽くタッチするだけです。気やエネルギーを入れたりしません。宗教とも全く無縁のシンプルで優しい施術です。
原因を追及して、痛みや辛さそのものを改善する手技ではありませんので、そのメカニズムがなかなか解明出来ない化学物質過敏症と相性が良いのでしょう。痛みや辛さを心と身体からの”お知らせ”と捉え、それを肯定するところから始まります。そして、出生から今に至るまでに積み重なってしまった身体の歪みや滞りをタッチでやさしく取り除いて身体の自然治癒力を高めていきます。

まるで漂っている様な身体の芯からリラックスできる癒しの施術です。一度体感してみて下さい。

経絡ネック&ヘッドセラピー

人体を流れるエネルギー(気・血・水)は、私たちが健康に生活する為にはバランスよく流れていかなければなりません。その滞りは自立神経のバランスに悪影響を与えて、ストレスや精神不安、不眠、集中力の欠如、頭痛、耳鳴りなどの症状となって現れます。

そのエネルギーの道とも言える経絡の交差する頭顔には70にも及ぶ経穴(いわゆるツボ)があり、頭顔の効能経穴を優しく刺激することにより、自律神経から全身を整える手技です。

また、頸や肩のコリは頭部への血流やリンパの流れを阻害して、同じように自律神経のバランスに悪影響を及ぼします。主に首から上の施術になります。

受ける方の多くが瞬間的に眠りに落ちてゆく気持ちの良い手技です。不眠や精神不安が強い方は段階的に手技を増やしていきますので、初回は少な目の手技になります。