CSなのにインプラント その2
歯科医院探しが再び始まりました。今度は化学物質過敏症でも通えそうな所ではなく、インプラント専門で腕が良さそうなところ。初めはネットで探しました。家からそこそこ近いところで幾つか見つかるものの、どこまで信じて良いのか、同じ病院でも医師が変わるとどうなのか、口コミも良いとか悪いとか結局絞りきれずにいました。
もう面倒くさくなってとりあえず大きな看板で有名な八王子の歯科医院に行ってみようかと思って、そのことをたまたま八王子に住んでいる人に話したら、「えーだったら八王子にあるうちのお父さんがインプラントやった歯医者さんがいいんじゃない?」と言う事で別の歯科医院を紹介して貰いました。
予約をして歯科医院に行くと待合室はやはりあの独特の臭いが有ります。色々説明を聞いてCTを撮ったりして、こちらの事は良く聞いてくださいます。化学物質過敏症の事は理解しているのかいないのか?でも、今回はあまり言わないでおこう、どうせ「知っていますよー」なんて言っても理解している人は殆どいないし。この歯科医院は奥さんと2人でやっていて初めから最後まで院長先生がやってくださるそうです。
診察が終わってから、声が出なくなったり咳き込んだりしたものの、診察中に待たされる事もあまりなく、体調が死ぬほど悪くならないので何とか耐えられそうです。(時間が長くなるとそれに比例して具合も悪くなるのでこれからどうなるか分かりませんが)口腔外科・インプラントクリニックとなっているし、インプラントの指導医もされているみたいなのでここに決めました。
その後手術の日程を決めて、私の都合で予定が延期されたりしたけど手術の日となりました。待合室で待っているとやはり何か落ち着かない…前の歯科で痛くされたのが残っているのかな。そのうち胸が痛くなってきて何かに反応しているみたいです。こんな時はまず水を飲みます。私の場合たぶん緊張やストレスで胃酸が上がって来て、それが過敏になっている気道か食道(気道には痛みを感じる神経はないとか)で痛みとなって症状が出ることが有ります。その胃酸を水で押し流すのです。初めてこの症状が出たときは睡眠中に突然激しい胸痛が襲って来て心臓が止まるのではないかとパニックになりそうになりましたが、胸が痛いからと言って心臓が悪いとは限りません。今では慣れたもので水で事なきを得ました。因みにその事を内科の医師に話した事が有りましたが「そんな事は無いんじゃない?」と軽く否定されました。
しばらくして「タナカさんどうぞ―」と呼ばれ、私の番です。診察室に入っていきました。
その3へ続く…